この間、とある方から問われました。

「舞さんはスランプになった事はありますか。」

そう言われて、ちょっと考えてみたのですが、全く何も書けない、という事は少なくともエゴを書き始めてから１度もなかったんじゃないかな、と思いました。
時間的に、体力的に余裕が無くて書けない事はあっても、「何も書きたいものがない」とか「書きたいけど書けない」とかいう事は無かったのです。不思議と。そして精神的に追い詰められている時の方がむしろ書けるのがちょっと悲しい。

実際、今だから言える事ですが、「新月」と「夢の途中」の連載中の私はボロボロでした。
でも書きたいという気持ちは止められないんです。
一種の現実逃避なのかもしれませんが、悲しい事があると私は物語の中に逃げてしまう。色んな事を考えたくないから、物語で頭をいっぱいにして、そこに集中する事で、一時的にツライ気持ちにフタをしたいんでしょうね。

そうやって書いたものを読んだ方が、「面白かったよ」と言って褒めてくれる。
「野分とヒロさんが幸せで嬉しい」と喜んでもらえる。
「続き、頑張って下さいね。」と励ましてくれる。

そんな優しい言葉のひとつひとつに慰められ、元気づけてもらって、今日まできました。

あいかわらず、書くことしか出来ない自分は、これからもずっと書き続けるでしょう。
嬉しければ、書き、悲しければ、書き、多分その繰り返し。

まだまだ野分とヒロさんが好きでたまらなくて、書きたい事が山のようにあるので、大丈夫。

優しい声を下さった方々、本当にありがとうございました。これからも野分とヒロさんの幸せの為に尽力していきますので、よろしくお願いしますね（笑）


話は変わりますが、ファンでこっそりと通っていた黒井わんわんさんのブログ「量産型わんわん」様に、先日ＳＳを１本無理やり押しつけまして・・・・。それが現在展示されています。しかも、わんわんさんが素敵な挿絵を描いて下さいました(≧∇≦)
頂いた挿絵は許可を頂いたので、ギャラリーにも飾らせて頂いています。可愛いです。

それと、一昨日の事なのですが、久しぶりにストロボのヘキさんと長々とメッセでお話しまして(ヘキさん長時間ありがとう！)　最後お互い目がしょぼしょぼ眠くなってからのわヒロの萌え話で盛り上がってしまって、またひとつ連載が増やしたくなりました。さすがに書きかけばかり多すぎるだろう、と自分でも思うんですが・・・・・もう自重しないでどんどん書いていくかな、という気分です。

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SS『微熱のころ　第５２話　～風花～　』　更新しました。 

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